2008年06月02日

その2 受給資格がある

「年金分割」という言葉ですが、実は正確ではありません。「年金分割」というのは、正確には「保険料納付記録の分割」を意味します。

ある人が受け取れることのできる年金の額というものは、今までにどれくらい年金保険料を納めているかという「保険料納付記録」をもとにして決まります。

「年金分割」とは、会社員の夫を持つ専業主婦の場合に関して言えば、夫の「保険料納付記録」の最大2分の1を分割して、妻の「保険料納付記録」に付け足すことを意味します。

つまり、夫の「保険料納付記録」の2分の1を付け足された妻は、その納付記録の分だけ、自分が会社員として給料をもらって保険料を支払っていたことになり、年金の支給が開始される年齢になれば、それに対応した厚生年金を受け取ることができるようになるということです。

ということは、専業主婦の妻が「年金分割」制度の恩恵を受けるためには、年金支給開始年齢のときに、厚生年金の受給資格があることが必要となるわけです。

国民年金、厚生年金、共済年金のいずれかに通産25年以上加入している必要があるのです。

ですから、いくら「年金分割」をしてもらっても、そもそも、自分自身に保険料未納の時期がある等の理由で、年金の受給資格がなければ、全く意味がないことになってしまうのです。注意が必要です。

その3 年金分割は厚生年金を分割へ進む



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