2008年06月02日

その1 裁判離婚とは

協議離婚、調停離婚、審判離婚のどのパターンでも離婚が成立せず、それでも離婚を望むのであれば、裁判離婚という方法が残っています。

裁判離婚の大きな特徴は、両者の合意を必要としないという点です。

これまでさんざん話し合ってきたにもかかわらず、離婚の合意が得られなかったわけですから、この先は合意を求めるのではなく、法律的に離婚が妥当かどうかを判断していきます。

法的な見地から見て、離婚を認める正当な理由があれば、裁判所が離婚を宣言してくれます。


離婚原因が必ず必要

協議離婚、調停離婚では明確な離婚原因がなくても、両者の合意があれば離婚は成立します。

ところが裁判離婚では、民法上の離婚原因が必要です。

民法が定める離婚原因とは、”堋膵坩戞↓悪意の遺棄、A蠎蠅寮源爐3年以上不明のとき、げ麌の見込みのない重度の精神病、ズОを継続しがたい重大な事由となります。

裁判では、これらの離婚原因が確かに存在するかどうかによって判断が下されるため、一方がどんなに離婚を希望していても、離婚原因が存在しなければ離婚が認められることにはなりません。


多くの証拠を集めておく

裁判離婚においては、協議離婚や調停離婚のように話し合いではなく、裁判をして白黒決着をつけるのですから、これまでの姿勢や態度ではいけません。

裁判ですから、訴えを起こしたほうは「原告」、訴えられたほうは「被告」となります。裁判の場では、どちらの主張がより正しいか、より妥当かをルールに則って厳しく争うことになるので、証拠や証人の存在が非常に大きな意味を持ちます。

例えば、暴力を受けてできた傷跡の写真、診断書、相手の浮気現場を撮影したビデオや写真、メール、手紙など、さまざまな物が証拠として重要になります。

それらの証拠をできるだけ多く集めておくと、裁判を有利に進められます。

調停離婚までは話し合いが中心です。調停では、譲り合いの気持ちも必要でしょう。しかし、裁判では、全く正反対の立場から、互いの要求をぶつけ合い、厳しい応酬をして、裁判官に勝敗を決してもらうことになります。

裁判離婚では、調停とはまったく性質の違うものだということを認識しておいてください。

その2 裁判離婚の手続きとはへ進む



rikon_iroha at 10:43│