2008年06月01日

その6 調停に関する注意点は?

基本的に調停委員は話をよく聞いてくれます。婚姻中に起こった問題、許せないエピソードなど、さまざまな話を聞いてもらうことができます。

しかし、話をよく聞いてくれるからといって、感情的にまくし立てたり、自分の都合のいい話をでっちあげたり、話を大きくしたりすることは避けましょう。

自分に都合良く事実をねじ曲げたり、創作して話していても、調停委員はすでに真相を相手から聞いているかもしれません。

それでもなお、感情的に自分勝手な話を続けたら、あなたの話の信憑性が薄れるばかりです。

そのため、激しい感情で訴えるのは得策ではありません。冷静に、できれば具体的な証拠を示しながら丁寧に話し、調停委員の話もしっかり聞き、質問にはできるだけ正直に答えて行くという姿勢が重要です。

そのほうが、あなた自身の言い分に説得力が増すというものです。


調停中に財産を処分されないために

調停が半年程度に及ぶケースが多いので、その間の財産についても心配だという人もいるでしょう。

調停中に相手が財産を処分して換金してしまったり、第三者に名義を変更してしまったら、追及が困難になり、財産分与で受け取る分が事実上減ってしまうことも考えられます。

それを防ぐためには、「調停前の仮処分の申立」をする方法があります。

これは、民事保全法上の保全命令と実質的には同じものであり、申立書の作成がやや難しいので、弁護士に相談された方がよいでしょう。

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