2008年05月26日

その1 慰謝料の請求には理由が必要

離婚に伴う、「慰謝料」というのは、離婚によって受ける精神的苦痛に対する損害の賠償です。

有名芸能人の離婚では「慰謝料1億円!」などという文字が飛び交っていますが、通常、慰謝料の額はそんなに多額ではありませんし、そもそも、慰謝料そのものが必ずしも発生するとは限らないのです。


慰謝料が発生する理由

勘違いしている人がたまにいるのですが「離婚=慰謝料」ではありません。
離婚になったとしても、慰謝料を請求されてもやむをえない理由がない限り、慰謝料は発生しません。

慰謝料が発生するのは、以下のような場合です。

・不貞行為があった場合
・暴力や虐待があった場合


慰謝料が発生しない理由

これに対し、以下のような場合では慰謝料は発生しません。

・単なる性格の不一致で離婚したような場合
この場合、夫婦のどちらが悪いとは言えませんし、悪いと言えたとしても、慰謝料が問題となるようなことではありません。

・不貞行為と離婚の間に因果関係が認められない場合
夫婦の間がすでに離婚寸前の修復不可能の状態のときに、夫に不貞行為があった場合です。この場合、夫の不貞行為がなかったとしても、この夫婦が離婚するのは時間の問題であったといえ、夫の不貞行為が原因で離婚にいたったとは言えないからです。

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